ハイ・ダイナミック・レンジの略。
ダイナミックレンジとは、中途半端にかじると間違ってますとか言われる電気信号にまつわる指標で「識別可能な信号の最小値と最大値の比率をいう(引用:wikipedia)」らしい。
ぼくらの業界では、デジタルカメラの画像で使うことが多い。もともとはオーディオの世界で使われていた言葉だと思う。
ものすごく簡単にいうと、明るいところから暗いところまでを256段階に分けるのがデジタル画像なのだけれど、256以上になったらいいよね? みたいな話がHDRだと理解している。
256段階以上を取り扱いたい人のために16bit撮影があるのだけれども。それとはちょっと違うというか。
中間調を基準にして露光した写真。
明るすぎて白く飛んだところを抑えるために露光時間を短くした写真。
暗すぎて潰れたところをいい感じに持ち上げてディテールを出すために、ちょっと露光時間を長めにした写真。
3つを合成して全部いい感じにする。
それがHDR。一時期ものすごく流行った。
満天の星空と地上の建物がどちらもくっきり写っている、みたいな写真とか、そういうやつ。