マーメイド紙

少なくとも1990年代には存在していた印刷用ファンシー紙のひとつ。実際には1956年に生まれた。詳しくは竹尾のウェブサイトをご参照いただければ。

印刷に限らず、水彩画やペーパークラフトで多用された、表情のある紙だ。フェルトマークと呼ばれているらしい。

レザックとツートップを張る歴史的な紙であるが、その垢抜けなさに辛い思いを抱えた者も多いんじゃないだろうか。(個人の感想です)

「マーメイド紙 印刷 コンビニ」で検索される方がいらっしゃるけれども、凹凸の高低差が大きいのでトナー系印刷との相性は悪い。

コンビニじゃなくても、カラーレーザープリンタの印刷では断りたい紙の一つだと思う。(個人の感想です)

基本的にコンビニは用紙持ち込み印刷を受け入れていない。
その理由は「壊れたら困る」から。

マーメイド紙は凹凸が大きく、それでいてさらに分厚いので、厚紙設定をしないといけない。ここでいう紙の厚さは、コピー用紙と比較して厚いかどうか、ということである。

印刷スピードは極低速に。
定着器の温度は通常よりも高温に。
定着器のローラーの圧力を高くして、トナーを確実に紙へ定着させる必要がある。

しかし、コンビニのように「誰でも平均的にサービスを提供するところ」では、そのカスタマイズが最適かどうかは保証できない。

トラブルが発生したり、なにか不都合があって出力が不安定な時は店員を呼ぶことになるが、最近のコンビニは外国人スタッフも多く、適切な対応が受けられる確率は限りなく低い。

うまく印刷できなかったとしても、コンビニ店員は手が出せないので、怒っても彼らにはなにもできない。怒られ損なわけだが、こういうところで怒るヤカラは相手の事情なぞ気にしない。1mmも感情を移入することができないのだ。

結果、コンビニ店員はいわれのない理不尽な怒りに対応しなくてはならないのだが、最近は「即通報」が推奨されているのではないかと思う。

要は「最大公約数を追求するコンビニで無理難題言うなら通報されるから、特殊なことは要求するな」ということになる。

マーメイド紙に印刷したい場合は、ちゃんと印刷してくれる事業者に依頼するのが最適解ということになる。

どうしても特殊紙、ファンシー紙に出力したい場合は、グラフィックなどのネット印刷通販を頼ったほうが確実であるので、まずは相談してみてほしい。

そっちのほうが幸せになる確率がめちゃくちゃ高くなるので。

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