ほったらかしクッキング~♪
今回はね、酢タマネギを作りましたよ?
何でこれを選んだかというと、冷蔵庫で寝かすほったらかし料理だから。
タマネギにはグッドな効能がいっぱいで、いろんな数値が気になるお年頃には好都合の食材だ。しかも個人的に大好物。タマネギスキーを自認する人間はマスト作成、酢タマネギ。
これを薦めてくれたFacebookの友人に感謝。
先人のレシピを検索してみたらヒネたタマネギのほうが美味いとのこと。新タマネギも買ってあったが、特売で手に入れた北海道産タマネギを惜しみ無く投入することにした。
準備する
まずは準備するもの一覧。
- 酢(今回は米酢)
- タマネギ(今回はMサイズ4コ)
- 塩(1瓶につき5cc)
- ガラス瓶2本
まずは酢の購入。
何でもいいっぽい、というか何を使ったらいいのかわからないのでミツカンの米酢を購入。ネット上のレシピではリンゴ酢を選んでいる方が多いようだったが、店頭になかった。
そして入れ物を購入。熱湯消毒を考えたガラス瓶。
オシャレなやつを探したかったけれど、コストを突っ込んでる場合ではないのでDaisoで購入。とりあえずこれで経験値を積み上げたい。
つくる
いきなりカビとかで失敗したら嫌なので、まず最初に瓶を熱湯消毒する。
その間にタマネギをスライス。
瓶にどれだけ入るかわからないから、試しに4コスライスしてみたのだけれど、量としては正解だった。
スライスしたタマネギは空気に晒すといいらしい。30分以上晒すつもりで1時間くらい経っていた。待っている間に仕事をしていたのだが、ものすごく目がチカチカした。およそ10坪の部屋に漂うタマネギ成分の強さ。侮りがたし。
水に晒すと身体にイイ成分が
ジャンジャン出てしまうということなので
空気に晒す。
空気に晒したタマネギを瓶に詰める。ギリギリ一杯になった。次に作るときのタマネギ量がわかった。スライスしすぎは禁物だな。
続いてお酢を投入。900mlのお酢が全部入った。1瓶につき450ml。なるほど、お酢の分量もわかったぞ。
ドキドキしながら米酢を投入。
足りなかったらどうしよう
とか思いながら。
最後に塩を入れる。1瓶につき小さじ1杯、5cc。こうやってみたら結構な量だけど塩は大切。カビ防止にも、腐敗防止にも。
ざっくり測ってみたところ、塩は小さじ1杯で3g前後、タマネギ2コで350g前後だった。一般的なマリネのレシピを見ると素材の重量に対して10%の塩を使うと書かれているから、分量としてはずいぶん少ない。酢が入っているし外気温も低い、しかも冷蔵庫で保管するから、防腐・防カビ的を考えなくても済むのでセーフといったところか。
あくまでもテストの分量。
これを基準にして
次に作る時の分量を決める。
ネット上のレシピには砂糖やハチミツと書かれているものが多かったのだけれど、今回は使わなかった。これを食べるのはいい歳をした大人だったから無意味に甘さを加える必要がなかった。塩や砂糖を多く入れるのはカビや腐敗を防ぐため。となれば選ぶのは塩になる。焼鳥はタレよりも塩。らっきょうは甘くない方が好き。そういう人は砂糖を使わなくてもいいんじゃないかな。
食べてみた
酸っぱい。
あたりまえに酸っぱい。
そして、タマネギの甘さがほんのり感じられる。
このまま食べるより何かの付け合わせて楽しむのがいい感じなのだが、うちのパートナーはとても気に入ったらしく、何もつけずにザクザク食べてた。
思った以上に良かったので、リピート確定。
合わせた食材としては、スモークサーモン・低温調理の肉(鶏ムネ・豚ヒレ)との相性がとても良かった。トラウトサーモンの刺身も合わせてみたが、ちょっと味覚に腰が足りない感じ。タマネギが漬かっていた酢に入れてマリネにしたらもう少しいけるかもしれない。
あとは、たぶんシメ鯖とかカツオとか、ニンニク・タマネギが付け合わせに出てくるようなものならGoodなのだと思う。まずはトラウトサーモンのマリネからやってみるか。
そしてリピート
2〜3日で瓶が空になったため、追いタマネギ......いや、替え玉を投入する。
二人でポリポリしていたら
あっというまに空っぽ。
一瓶に入る2玉をスライスして空気に晒す。前回と違うのは、粗挽きブラックペッパーを投入した点。好みがあると思うのだけれど、ちょっとずつ工夫を加えると楽しみも増える。前の味が記憶に残っている間に差異を検証すると成長が早い。
粗挽きのプラックペッパーは出来合いのもの。
あまり仕事場に道具を増やすのは良くない(笑)
際限なく増えちゃうから。
ちなみにお酢は使い回し。
タマネギの甘みが出ているので塩を5cc追加。
お酢は2回使ったら新しくしたい。
そんなわけであっという間に定番となった酢タマネギ。一緒に入れるものを変えてみたら、たぶんとても楽しいに違いない。
何もせずに一品増える、ほったらかしクッキング最高。また別の「ほったらかし」を見つけたい。